初開催!「たちかわクリスマスマーケット2024」https://tachikawaillumination.com/
秋を飛び越して一気に冬を感じた12月14日。
JR立川駅北口を出て、頭上のモノレールを目印に進むと長さ550メートル、両隣には商業施設とケヤキ並木の開放感あふれる遊歩道「立川サンサンロード」が現れる。
年中イベントやお祭りで賑わうこのロードを黄金色の灯りが彩る「たちかわイルミネーション 星の並木」の点灯期間、初の開催となるクリスマスマーケットが幕を開けた。
立川サンサンロード
観て聴いて食べて五感フル活用
建物やケヤキに60万個の電球で飾られた、イルミネーション。
写真を撮る人、うっとり眺める人、圧巻の世界に思わずため息が出てしまう。
今回のクリスマスマーケットで多くの来場者が足を運んだのが、キッチンカーの食べ歩きだ。
ホットワイン、おでん、クラムチャウダーなど凍えた身体に嬉しい料理から、モンブラン、クレープなどのスイーツ、どれもオリジナリティにあふれ迷ってしまう。
またステージが設けられ声楽、楽器演奏、ゴスペル、お笑いなど様々なパフォーマンスも楽しめる。
じっくり椅子に座って鑑賞するのもよし、美しい歌声を聞きながらイルミネーションに浸るのもよし、五感フル活用でクリスマスマーケットを楽しめる。
限定商品も要チェックだ。おススメはマグカップ。売り子さんによると、開店と同時に買いに来るお客さんもいるそう。
初開催にむけて。商店街、地元企業の奮闘
高校のブラスバンド部の演奏が鳴り響く中、一般社団法人たちきたエリアマネジメントの山田悠介さんに話を聞くことが出来た。
この「たちきたエリアマネジメント」とはサンサンロード沿いの企業が9社集まって、地域一帯を盛り上げようと立ち上げた社団法人。
クリスマスマーケットは、同法人が企画し今年が初開催となる。
イルミネーションは前から行われていたが、「大きな木にも電球をたくさんつけたい」と様々な企業の協賛を受け、今年から電球を一気に60万個に増やしたという。
それに合わせマーケットも企画されたそうだ。
山田さんは「今年の3月~4月に本格的にスタートし、電球、キッチンカーの手配やステージに出てくれる出演者探しなど、準備期間はあまりなかった」という。
山田さんを始め動いている方たちは普段は仕事を持ち、イベントの運営はボランティアでやっているというのが驚きだ。
「みんなで一緒につくっていく」
「地元だけではなく市外、他区、他県から来てくれれば」と語る山田さんから立川を盛り上げたいという地元商店街、企業、市民の思いがひしひしと伝わってくる。
2度3度楽しめるイベント
多摩モノレールで訪れる際は高松駅~立川北駅間ではスマホから目を離し、窓からのイルミネーションを堪能してほしい。
光の道が続き短い時間ではあるが、銀河鉄道に乗っているような気分になる。
クリスマスマーケットの開催期間中はキッチンカーやステージの出演者が毎回変わるので、ぜひリピーターとして楽しんでほしい。防寒対策はお忘れなく。
「立川で初開催となりましたクリスマスマーケットには、連日、多くのお客様に御来場いただきました。
サンサンロードに並ぶ木々が約60万球のイルミネーションに彩られ、まるで星空を眺めるような光り輝く素敵な空間を、多くの皆様と共有する事が出来て嬉しく思います」と山田さん。
「立川の新たな魅力として、今後もクリスマスマーケットを継続していきたいと、たちきたエリアマネジメント一同、願っています」と話してくれた。
■クリスマスマーケット
2024年12月14日・15日・21日・22日・23日・24日・25日 16:00~21:00
https://tachikawaillumination.com/
主催:一般社団法人たちきたエリアマネジメント
協力:立川商工会議所・一般社団法人立川観光コンベンション協会・株式会社立飛ホールディングス
後援:立川市・立川市商店街振興組合連合会