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東京・立川周辺のART&CULTURE情報
GREEN SPRINGS
「10月11日 妖怪日和な幕開け」

初日の11日は、まさに妖怪日和なお天気。

妖怪囃子連のお囃子が始まると、どこからともなく妖怪たちが集まってきて、にぎやかな掛け合いが始まる。

「ドレスコードは妖怪」
有料のやぐらステージに入場するためにはドレスコードがあり、思い思いの妖怪に変身して参加する。
また、気軽に足を運んでも、妖怪盆踊り「公式グッズ」や妖怪屋台村の「ドレスコードOK」のお店のアイテムを着用するとドレスコードをクリアできる。
初出店の屋台も増えており、今年は新旧39店舗の屋台が軒を連ねた。

念願の初出店となった「itoto」

陽が落ちる。ますます妖怪と人間の境目があいまいになっていく
「10月12日 世界一の妖怪は」

大勢いの妖怪と人間が見守る中、審査員は吉田悠軌さん(オカルト研究家)多田克己さん(作家/妖怪研究家)中沢健さん(作家・UMA研究家)。
三人の軽快なトークと趣向を凝らした妖怪たちの「妖怪コンテスト」に妖怪も人も盛り上がる。
参加妖怪は総勢12名。

優勝した海坊主さんに金一封が渡される
「生の音にこだわった妖怪盆踊り」

連日開催される妖怪盆踊りを盛り上げてくれる「モノガタリ宇宙の会」の中西レモンさんは
「福生で始まりコロナがあけ、開催場所が立川に移った妖怪盆踊り。
秋の季節はずれに、妖怪を通していろんな人たちが集り垣根を越えて、一緒になって踊る盆踊りですから、この地域の人たちが繋がっていく楽しさや、新しい出会いの場になっていくための力になれたらいいですね」と声を弾ませ話してくれた。
「10月13日 狐たちに見守られた狐の嫁入り」
狐の巫女を先頭に、新郎新婦。そして大勢いの狐たちが練り歩き、狐たちと人々が見守る中、厳かに「結びの儀」が執り行われ、会場からは大きな祝福の拍手が沸き起こった。

多彩なアーティストのライブから踊りっぱなしの妖怪ディスコ、夜は妖怪たちによる立川百鬼夜行やドキドキする魅世物小屋ショー。
3日間それぞれ異なるタイムテーブルが用意され、妖怪も人も思い思いの時間を楽しんでいた。

妖怪ファミリー

海外からの旅行者も

遠くは兵庫県や名古屋から

子供たちも犬たちも。それぞれの楽しみ方で


スタッフさんたちも楽しみながら


もしかしたら、本物もいたのかもしれません


最後は「モノノケダンス」の生みの親である石野卓球さんのDJプレイの熱狂のなか、「妖怪も人間も入交る」摩訶不思議な3日間が幕をおろした。
■妖怪盆踊り2025|GREEN SPRINGS 東京都立川市|立川の盆踊りイベント
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(取材ライター: 高橋真理)