
TACHIKAWA
BILLBOAD
東京・立川周辺のART&CULTURE情報

マジックショーは「まるでひっくり返したおもちゃ箱!」
いよいよマジックショーの開幕である。
出演者はそれぞれマジックの構成はもちろん、衣装、音楽など全て自分で考える。
レコードやCDの色が瞬時に変化する、瞬き厳禁のマジック。
新聞紙から色とりどりののハンカチが湧き出てきたり、手からお花がポンポン出てくるマジック、切ったはずの紙がなぜかつながっているマジック、目を凝らしても切れ目が分からないリングのマジックなど十人十色、多種多彩だ。
おもちゃ箱のように次々出てくるマジックに客席からも「えーっ、何で?」「全然分かんない」などと、どよめきが起きる。



立川市奇術協会の歩み
1972年に発足した古い歴史を持つ立川市奇術協会。
その前進となったのが、1年前の立川青年教室(青年向けの生涯学習のようなもの)でマジックの講座がスタートしたことが始まりだった。
その後、同好会のような形で発足され現在に至った。
月に3回練習会があり、ここでマジックやトークの腕を磨く。
またオファーがあればボランティアで福祉関連施設、幼稚園、小中学校などへも積極的に出張している。


これぞエンタメ精神
立川市奇術協会の会長、植松浩さん。
2011年に入会し15年目になるベテランで2023年に会長に就任した。
当日は準備に出演に追われながらも、終了後にインタビューに答えてくれた。
マジックを始めようと思ったきっかけは、子供たちにマジックを見せて楽しませている場にたまたま遭遇したことだった。
自分もマジックを覚えて多くの人に見てもらって楽しんでもらいたいという思いが沸き起こった。
他のメンバーも孫を喜ばせたい、デイサービスや保育園に勤めていて利用者さんに披露したい、職場のコミュニケーションツールにしたいなど様々だが、根っこの部分は楽しんでもらいたいという共通の思いがある。
そんな植松さんの手品は、計算マジック。
客席を真ん中から分けて、観客に1~9まで好きな数字を頭に思い浮かべてもらう。
まずは左側の席の人に「その数字に1を足して」「2倍して」など植松さんの指示通りに計算をしていく。
次は右側の席の人達の番。こちらも支持通りに計算していく。
「今皆さんがたどり着いた数字は、これですね」。
左エリアが「3」、右エリアが「9」。
それぞれ思い浮かべた数字はバラバラなのに、あら不思議。最後は全員答えが一致していた。

「3」と「9」で「サンキュー」と植松さんが締める。
どっと沸く客席。
他の出演者も壇上に上がってきてもらいアシスタントをやってもらったり、トランプのカードを選んでもらったり、参加型のマジックを披露していた。一緒にやることによって、より舞台と客席が近くになり一体感が増していくのが分かる。

秋に驚きをもう一度
人前で披露するのは3月と11月の年2回。
3月の開催はもっと身近に感じてもらいたいと地域の施設を借りてのマジックショーだった。
そして11月は「立川市文化協会」という団体が主催する市民文化祭というイベントがある。
その市民文化祭の一環として、11月3日にマジック発表会を開催してるそうだ。
子供から大人まで楽しめるマジック。秋にも再び摩訶不思議なマジックワールドに足を運んではいかかだろうか?



■立川市奇術愛好会
HP https://tachikawamagic.amebaownd.com/
練習会日時:月3回(第1、第3、第4の火曜日の19時から21時)
場所:立川市の高松会館(立川駅徒歩15分 高松町3丁目バス停、徒歩4分)
メンバー随時募集!
入会希望、マジックの依頼などお問い合わせはHPのリンクから

(取材ライター:永田容子)