TACHIKAWA
BILLBOAD

TACHIKAWA BILLBOAD東京・立川周辺のART&CULTURE情報

news

GW「第94回まんがぱーく大市」 蔵書約4万冊を誇る「立川まんがぱーく」

JR立川駅南口から徒歩13分、立川市子ども未来センターの2階に、蔵書約4万冊を誇る「立川まんがぱーく」がある。

ここは漫画好きにとって夢の国。

入館料400円(高校生以上。小・中学生は200円)を払えば、月曜から土曜は10時から18時まで、日曜・祝日は2部入れ替え制(要整理券取得)で蔵書が読み放題で楽しめる。

2024.04.26

漫画の魅力にどっぷり浸れる環境

「ダイヤモンドの功罪」「天幕のジャードゥーガル」などの最新の人気漫画はもちろん、「のらくろ」など歴史的作品や、学習や仕事に役立つシリーズまで、ずらりと並ぶ。
読みたい本がない場合はリクエストもでき、立川市民でなくても利用可能だ。

入館料を払って靴を預け、畳の上を歩けば、ジャンルごとに上から下までぎっしり詰まった棚にまず圧倒されるだろう。
その空間には、赤い座布団に座って膝に本を積み上げながら読書に没頭する大人、押し入れ風の木箱に入って一心に読む子どもたち。
それぞれ好きな漫画の世界に浸り、館内には静かな時間が流れる。

楽しみ方は自由 イベント参加で漫画をもっと身近に

読むのに疲れたら「テラスに行って、風にあたりながら芝生広場を眺めて目を休める」もよし。
おなかが空いたら「持って来たお弁当を広げて友達と漫画について語り合う」もよし。
続きが気になるなら「カフェでカレーライスなどの軽食をさっと食べて読書に戻る」のもありだ。


定期的にイベントも開催されており、取材当日は、まんがペン入れ体験教室が行われていた。

プロの漫画アシスタント経験者による説明と、下書きに細いマーカーで清書をする「ペン入れ」ができ、参加者は制作過程の一端を知る。
参加者たちはプロのたくみな画力を体感していた。
ゴールデンウィークの5月5日には「第94回まんがぱーく大市」が開かれる。
大人も子供も楽しめるイベントとなっている。

◆5月5日(日)「第94回まんがぱーく大市」


「立川まんがぱーく」前の芝生広場で、大人から子どもまで毎回大人気のイベント「まんがぱーく大市」が開かれる。

フリーマーケット、立川産野菜の販売、古本(絵本、漫画)の販売、大道芸などが行われ、この日は特別に入館料とセットになった福引付き入館券(ハズレなし)も。

大市は10時~14時30分まで。

「立川まんがぱーく」への入館は、日曜のため整理券が必要で2部入替制だが、「まんがぱーく大市」は入場無料で申し込みや整理券も不要。

いつもは静かな広場も、この日は笑い声と熱気に包まれることだろう。

ゴールデンウィーク終盤のこの日、家族や友達同士で訪れてみては。

https://mangapark.jp/topics/event/mp94/

(取材ライター:菊川綾子)