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GREEN SPRINGSが「JAZZ BAR」に

第1回目の６月。初日の金曜日は、平日にも関わらず多くの来場者が訪れた。
ライヴ会場となったのは、GREEN SPRINGS内のPUBLIC SQUARE。
PLAY！MUSEUMを背にステージが作られ、正面だけではなく芝生側やビオトープ側にあるテーブル席からも見え、より多くの方に見てもらえるようにレイアウトされている。

ステージと会場中央に設置されたテントには、フラッグガーランドや暖色系のライトが装飾され、テーブルにはランタンが置いてある。

フラッグガーランドにデザインされた「TACHIKAWA JAZZ NIGHT」が風に揺れていた。

GREEN SPRINGS対象店舗が提供しているイベント限定のテイクアウトメニューや、キッチンカーで販売しているビールや酒などを購入し楽しむことができる。テイクアウトメニューは、どれも酒に合うおつまみメニューが揃う。

立川のクラフトビール「TACHIHIビール」を中心に、月替わりで様々なジャンルのアルコール類が飲めるのも魅力の一つだ。
（６月は軽井沢のクラフトビールと東京八王子蒸留所のジンが提供された）。

疲れた心を癒す優しいサウンド

まだ明るい17時。ファーストステージが始まる。
軽快な曲に心と体が踊り出す。
出演アーティストは今年、開店36年となる立川市随一のジャズバー「JESSE JAMES　Tachikawa」で活躍中のアーティスト達だ。

その月・曜日で変わる出演者。

メジャーな曲だけではなく、アーティストのオリジナル曲も聴ける。

薄暗くなりライトやランタンの灯りでムードが高まる19時。セカンドステージが始まる。
ガラリと雰囲気が変わり、夜にぴったりな大人でしっとりした曲に、お酒を飲みながら、酔いしれる。

時々感じる夜風がさらに心地良い気持ちにさせる。
金曜日は一週間の疲れを癒し、土曜日はゆったりした気分でJAZZを楽しむ。
自分にあった時間を楽しめるイベントだ。

夏の夜、幅広い人の心を癒すイベントへ

昨年度は、同施設で音楽と共にアルコールを楽しめるイベント「CHEERS DAY2023」を開催。

本年度は夜のさらなる集客を目指し、「TACHIKAWA JAZZ NIGHT」として開催。

「夏の暑さが厳しくなる前の6月から、暑さが落ち着く10月まで開催し、夏の期間、夜のイベントを楽しんでもらえれば」と企画した。

「GREEN SPRINGSの新しい夜のイメージとして根付かせたいという思いから、TACHIKAWA JAZZ NIGHTと名付けた」と話す。

土曜日は、ファーストステージだけでなく、セカンドステージにも多くの家族連れが参加した。

子ども達がステージ前で楽しそうに踊っていたのが印象的だ。

解放された芝生エリアにもたくさんの人で埋め尽くされ、幅広い世代がJAZZの虜になった。

GREEN SPRINGSの昼間とは違う顔を覗かせるTACHIKAWA JAZZ NIGHT。
普段あまりJAZZを聴かない人もぜひ一度、足を運んでもらいたい。
きっと、心が癒されるだろう。

◆TACHIKAWA JAZZ NIGHT
https://www.tachikawajazznight.com/

(取材ライター：藤川 桃子)