
TACHIKAWA
BILLBOAD
森蚕糸公園
ひの市民大学のテントでは、絵の具を使って抽象画を作るアートワークショップを開催。
「デカルコマニー」という転写の手法で、参加した大人や子供の手により、カラフルな作品が次々に生まれていた。
手づくりワークショップのコーナーでは、風鈴作りや花かんむり作りに、多くの親子連れが参加。
自作のお土産を手にし、喜ぶ人で賑わっていた。
公園内には、昭和初期に養蚕に関する国の研究機関であった旧農林省蚕糸試験場日野桑園の建物があり、日野市初の「国登録有形文化財」に登録されている。
現在では桑ハウスアートギャラリーとして活用され、この日も多くのアート作品の展示で、訪れる人を楽しませていた。
クラフト・フリーマーケットのコーナーでは、手づくりのアクセサリーやバッグなど、個性あふれる作品が販売されていた。
野外ステージでは、約30分置きにバンドが入れ替わって演奏。
激しいロックから心癒されるジャズ、懐かしのJ-POPまで様々な音楽が森の中に流れた。
フードコーナーには、ラザニアやピザ、かき氷など美味しそうなフードを提供するキッチンカーが並び、音楽を聴きながらお腹を満たす人で賑わっていた。
真夏の森の中で行われた「ひのアートフェスティバル」は、多くの人が訪れ、アートを楽しむ盛り沢山のイベントだった。
実は今年で25回目という、日野市の中でも歴史あるフェスティバル。
来年もぜひ来てみたい。
(取材ライター:いけさん)