立川の新街区「GREEN SPRINGS」誕生を前にフォーラム 新たなパブリックアートも設置
立飛ホールディングスと立飛ストラテジーラボは6月25日、パレスホテル立川で「ウェルビーイング・フォーラムVol.0~100年つづく、新しいしあわせを、立川から世界へ~」を開いた。
立川駅北側にある「立川最後の一等地」とも言われた約3.9万平方メートルの元国有地を、立飛ホールディングスが購入し、新街区「GREEN SPRINGS」が2020年に誕生する。
4月には多摩地区最大規模の約2,500席、屋内外を一体で利用することができるユニークな構造のホール「TACHIKAWA STAGE GARDEN」や、屋上に新たに掘削した温泉水を使ったインフィニティプールが特徴のホテル「SORANO HOTEL」、飲食店や商業施設、オフィス、たましん本店・本部などが順次開業していく。
立川から世界へ。若手アーティストが世界へ飛び立つアートアワード
その他にも「滑走路~立川から世界へ~ 若手アーティストが世界へ飛び立つアートアワード」公募作家の募集が行われ、GREEN SPRINGSには3組の招待作家と5組の公募作家によるパブリックアートが設置される。
同社が掲げる街区のコンセプトは「空と大地と人がつながる”ウェルビーイングタウン”」。世界では今、人間本来の歓びを見つめ直し、人間らしい幸せを大切にしようと動き始めている。
そんな時代だからこそ、新しい街のかたち「心にもからだにも健康的なライフスタイル」をテーマとした「ウェルビーイングタウン」を目指す。
都心と自然が交差する、立川という豊かな土地だからこそ実現できる「未来型の文化都市空間」が、間もなく誕生する。
心と体が心地よい「ウェルビーイング」について語る
来年の誕生を前に催された今回のフォーラムでは、街区が目指すコンセプト「ウェルビーイング」という価値観と、街区完成後に始まる立川での「ウェルビーイング」な暮らしについて、街区の開発クリエイターや特別ゲストが登壇し語られた。
© Satoko Chikushi
冒頭、予防医学研究者の石川善樹さん、月刊ソトコト編集長の指出一正さんによる基調対談「ウェルビーイングとは何か」が行われ、世界で注目を集めるウェルビーイングという概念について語られ、「日本の目覚ましい経済発展に対し、日本人の幸福度は戦後から変わっていない現状」や「世界のIT企業などのウェルビーイングな働き方」などについて語られた。
2部では、「ここからはじまるウェルビーイング」と題し、街区立ち上げに関わるクリエイター、多摩のクリエイターなどが登壇し、立川の街区、多摩で考える「ウェルビーイングな暮らし」についてパネルディスカッションが行われた。
© Satoko Chikushi
© Satoko Chikushi
正式なオープンまで今後も、様々なイベントや企画を予定している。
◆新街区「GREEN SPRINGS」
◆「TACHIKAWA STAGE GARDEN」
◆「SORANO HOTEL」