世界最大級の大スペクタクル「木下大サーカス」が立川に
世界最大級の大スペクタクル「木下大サーカス」が8月1日~12月14日、ららぽーと立川立飛近くに設けられた特設会場で開催している。
明治35年から親子が挑んだサーカスの新境地
木下大サーカスは、サーカス隆盛期であった明治35年、初代団長の木下唯助さんが中国からロシアとユーラシア大陸で巡業を開始したことから始まった。
今もフィナーレを飾る空中ブランコもこの当時に習得し、大正時代には象や熊なども加え、戦前・戦時・戦後と今の興業の基盤を築き上げた。
昭和34年、2代目の木下光三さんが就任してからは国内のみならず、海外へ進出。タイ、バンコク、シンガポール、クアラルンプール、香港やハワイを巡業訪問し、海外公演の新境地を切り開いていく。
2代に渡り国内外に、その名を広めてきた木下大サーカスを3代目の木下光宣さん、4代目は弟の唯志さんは、「舞台芸術とサーカス芸術の融合」として確立。
演出家や舞台専門家、外国アーティストを積極的に起用し、新たなサーカスへの変身を試みた。
年間観客動員数は120万人、世界2位を誇るサーカス団へ
現在、木下大サーカスの年間観客動員数は120万人を誇り、アメリカのリングリング・サーカスに次いで世界第2位にもランクされている。
平成14年に創立100周年を迎えた木下大サーカスは、伝統芸を守りながら、欧米のサーカスを視察するなど若い感覚を取り入れ、今も新しいサーカス像の創造に今も邁進を続けている。
今回、立川での公演でも数多くのプログラムを用意。「奇跡のホワイトライオン世界猛獣ショー」や「夢のダブル空中ブランコショー」「世紀のオートバイショー」など、思わず息のむ圧巻の世界が楽しめる。
コロナの影響もあり9月末日まではソフトオープン期間となり、9月12日からは月曜~水曜・土曜が11時の1回、金曜は13時の1回、日曜日祝日は10時10分、13時の2回公演となる。
※新型コロナの感染状況により10月以降も回数、時間に変更の可能性も。
入場料金は当日自由席券が大人3,300円(前売2,900円)、子ども(3才~高校生)2,300円(前売1,900円)、大学・専門学生2,500円(前売2,200円)となる。他、プラス料金で指定席も。チケットの購入はオフィシャルチケット・チケットぴあ・ローソンチケット・イープラス・セブンチケット・楽天チケットなどで可能。
木下大サーカス 立川公演
開催日:8月1日(土)~12月14日(月)
会場:立川駅北 立川立飛特設会場(多摩モノレール「立飛駅下車 南」)
TEL042-521-0225
http://www.kinoshita-circus.co.jp/