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間もなく、17回目となる公演の幕が開く

当日は立川市民オペラの会の委員や、立川市地域文化振興財団のインターンシップの学生もスタッフとして協力

会館のロビーでは立川市民オペラの歴史を紹介する写真展も

いよいよ幕が開く。第1部の進行は、たちかわ創造舎を拠点に活動するTheatre Ortの俳優、平佐喜子さん
ゆっくりと、綴る様に語られる一人芝居さながらのナレーションで、観客はぐっと音楽の世界へ引き込まれていく

マエストロ・古谷誠一さんからプログラムについて紹介される


曲に合わせた照明とモチーフで舞台が彩られていく

第2部歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」へ
前奏曲が始まり、無数の蠟燭の灯りの中、十字架を担いだキリストが通り過ぎていく
物語の運命を象徴するようなシーン

トゥリッドゥの母ルチアの営む居酒屋へアルフィオが登場するシーン
プロのソリストの圧倒的な歌と存在感が、場を掌握する

サントゥッツ、トゥリッドゥの母ルチアと村人たちが復活祭を祝う「主はよみがえられた」
ステージ一体となった圧巻の合唱が会場を包み込む

サントゥッツァにとっても見せ場となった1シーン

「乾杯の歌」。トゥリッドゥとローラが、教会から出てきた人々とともに酒場で飲み、歌う
この後、いよいよクライマックスへ


物語は、決闘の末トゥリッドゥがアルフィオに殺され終焉を迎える
その報せを聴き恐怖と悲しみに暮れる村人たちを、合唱団が迫真の演技で表現する

全てが終了し、お互いを讃え合う出演者、スタッフたち
熱い2023年公演は幕を閉じた。立川市民オペラは2024年の開催へ向け、再び歩みを進める。
(公演写真:長澤 直子)
(取材ライター:高木 誠)