TACHIKAWA
BILLBOAD

TACHIKAWA BILLBOAD東京・立川周辺のART&CULTURE情報

news

7500人を越える立川のグルメコミュニティが「フリースタイル餃子」 CFにも挑戦!

国営昭和記念公園みどりの文化ゾーンゆめびろばで10月11日~14日、世界最大規模のキッチンカーグルメイベント「キッチンカーグルメ選手権」が開催される。

全国からの注目度も高いこのイベント期間中、立川が大好きな市民や飲食店などが参加する、立川市最大のグルメコミュニティ「立川食べ歩き隊」は「全国のグルメファンに、立川のまちは飲食が面白いと印象づけたい」と、飲食店の個性を餃子で表現する「フリースタイル餃子」として複数店舗と共に出店する。

現在、このイベントを一緒に盛り上げてくれる応援者を募るためのクラウドファンディングもスタートさせた。

2024.09.29

「立川を象徴するフードフェス。街のみんなでつくっていこう」

立川食べ歩き隊は現在、隊長を務める木嶋雅史さんが「魅力的で、おいしいお店が数多く立川。1人で行くより、みんなで行った方が、色々なお店で、様々な料理が楽しめて楽しい」と2015年に発足した。

立川市を中心に美味しかった店舗やメニューの情報交換や、不定期でオフ会を行う中で、飲食を楽しむ人だけでなく、飲食店の経営者側も一緒に楽しめるグループとして成長。

現在は参加人数は7500人を超え、市内でも最大級のコミュニティとなった。

国営昭和記念公園を中心に、立川では「まんパク」や「肉フェス」など、週末には数多くのフードイベントが開催され、大変なにぎわいを見せていたが2020年、未曽有の影響を与えた新型コロナが街を襲った。

フードイベントは軒並み中止となり、立川の飲食店も客足が激減。

街全体が消沈する中、メンバーたちはテイクアウトの取りまとめやPRの企画、飲食店のロゴを散りばめたTシャツをつくり、客と店舗側が一体となってで街の飲食店を盛り上げていく応援企画などを次々に立ち上げ、コロナ禍を街一体となって乗り越えてきた。

そんなメンバーたちが今回、「かつてのまちのにぎわいを象徴するフードフェスを、立川のまちの飲食店みんなでまたつくっていこうよ」と、「フリースタイル餃子」出店という新しい挑戦を始めたのだ。

フリースタイル餃子 – 1

 

「リーズナブルでおいしい餃子を」 そんな飲食店の想いを応援

こうしたメンバーたちの想いが伝わり、「このイベントを立川の代表的なグルメイベントとしてぜひ一緒に育てていきましょう」と、キッチンカーグルメ選手権の主催者も、会場内でのスペース確保の応援を決めた。

同隊からの声かけに、「リーズナブルにおいしくて楽しい餃子を」と出店を検討する店舗も多いが、わずかな利益内でのキッチンカー手配費の負担はやはり大きかった。

それでも趣旨に賛同し、出店を決めた飲食店とともに「フリースタイル餃子」の試作を重ねているが、店舗側のこうした現状を少しでも応援していこうと、同隊が今回のクラウドファンディングを立ち上げた。

支援へのリターンは2,000円~100,000円まで。

参戦店舗全店種の寄せ書きお礼メッセージや、HP内やキッチンカーでの支援者名掲載、試食会や打ち上げの優先招待、オリジナル餃子皿、オリジナルメニュー開発権などを用意する。

集まった支援金は設備費や人件費、広報・宣伝費、リターン仕入れ費などに充てられる。

目標金額は1,000,000円。応募期間は10月31日まで。

■CF「キッチンカーグルメ選手権2024に参戦して、立川の飲食店の面白さを広めたい!」

https://camp-fire.jp/projects/789549/view

立川食べ歩き隊:https://tachikawa-tabearuki.net/

(取材ライター:高木誠)