東京・立川周辺のART＆CULTURE情報

平成27年度よりスタートしたアートサポーター養成講座は、これまでレセプショニスト育成や市民ライター育成を行ってきたが、昨年度はコロナ禍による文化芸術活動の停滞からの再始動を想定して「アートサポーターって何するの？立川アートサポート入門講座」を行った。

今年度は、立川市の民間の文化芸術スポットを訪ね、活動の様子や運営の裏側を見学、そこを拠点に活動しているアーティストやアートを志している人たちの話を聴く。

※昨年度の講座の模様

協議会の企画運営委員会副委員長でコーディネーターの倉迫康史さんには

「コロナ禍による文化芸術活動全般の停滞で離れてしまった市民とアーティストの距離を近づけたい。

市民にとってアートが身近な世界、近づこうと思えば近づける世界であることをあらためて感じてもらう機会になれば」と話している。

講座内容は以下の通り。

■第1回　1月28日（日）13：30〜15：30　石田倉庫アトリエ（立川市富士見町2-32-27）

石田倉庫全体を見学、コロナ禍の最中にアトリエの大家さんが企画した「壁画プロジェクト」で誕生した5点の壁画を鑑賞後、葉画家・群馬直美さんのアトリエを見学。作品紹介と活動内容、来歴などをインタビュー。当日、作品の購入も可。スリッパ持参。

■第2回　2月18日（日）14：00～16：00　たましん美術館（立川市緑町3-4）

学芸員の方に美術品の保管、展覧会のキュレーション、美術品の研究、美術館の経営について、実際の展覧会を見ながら案内していただく。その後、学芸員のお仕事、どうやったらなれるのか、今後やってみたいことなどをインタビュー。

■第3回　3月17日（日）13：30～15：30　国立音楽大学（立川市柏町5-5-1）

キャンパス内のレッスン室やアンサンブル室、スタジオなどを見学後、講堂大ホールで卒業演奏会ゲネプロを鑑賞。バックステージのリハーサル室にて関係者にインタビュー、最後に大ホールの舞台裏を見学。

【募集概要】

対象：18歳以上のアートを身近に感じたい、アーティストを応援したい方
定員：10名（抽選。全回参加できる方を優先）
申込方法：1月23日(火)までに、Eメールに件名 「立川アートサポーター養成講座申し込み」、氏名、 在住・在勤・在学の別、参加を希望する回を書いて、同協議会事務局 （市地域文化課内）　chiikibunka-t@city.tachikawa.lg.jp　へ