東京・立川周辺のART＆CULTURE情報

身近にある日常遣いの「アーバンリゾート」を

ホテルがオープンする場所は、JR 立川駅北側徒歩約8分、目の前は国営昭和記念公園という好立地。

約 3.9 万㎡の広大な敷地で現在、建設が進んでいるプロジェクト(街区名「GREEN SPRINGS」)は、2500 席規模を誇るホール、商業施設、オフィス、そしてSORANO HOTEL などからなる大規模複合開発だ。

「心にもからだにも健やかな暮らし・ライフスタイルを求める人たち“Well-being seekers”」のニーズを意識し、街区全体のコンセプトを「空と大地と人がつながるウェルビーイングタウン」とした。

ホテルでも、癒しやリラックス、寛ぎを提供できる開放的で心地よいホテル、いわば身近にある日常遣いの「アーバンリゾート」を目指し計画されている。

全室がパークビュー＆バルコニーを設置 1室最低でも52 ㎡以上

ホテル名「SORANO HOTEL 」は、東京にありながら清々しい「空」を感じる開放的な心地よさを表現。ホテルオーナーである立飛ホールディングスがかつて、立川で飛行機を製造していた社歴から、そのアイデンティティも名前に込めた。

豊かな緑を湛える昭和記念公園の正面に建ち、全室(81 室)パークビューの客室は、1室52 ㎡以上という、他のホテルではあまり見ない贅沢な空間が楽しめるのが特徴で、更にリゾート感を満喫できるゆったりとしたバルコニーが全室に備わり、大きくとられた窓が一層の開放感をもたらす。

ホテルのインテリアデデザインは、フランス出身、株式会社キュリオシティ代表のグエナエル・ニコラ(Gwenael Nicolas)氏が担当し、機能性と洗練さを備え、新たな感性で魅了するライフスタイルホテルに相応しいインテリアの実現を目指している。

最上階に直線約60mの「インフィニティ・プール」

客室の広さに加え、その意外性とスケール感で大きな話題となっているのが11 階のルーフトップに誕生する「インフィニティ・プール」。10階に計画されている温浴施設と共に、独自に掘削した温泉水を使用する。

直線で約 60m という壮観なスケールのプールは、国営昭和記念公園全体を眼下に望み、多摩の山々、富士山までを一望できる絶景が広がり、プールにつかりながらの眺めは、さながら水面と空が一体化し無限に広がっているかのような錯覚をもたらす造りになっている。

「人々が気軽に語らい集うことを愉しむ」。そうした場を提供するライフスタイルホテルとして、プールに隣接したスタイリッシュなバーも計画している。

レストランでは「適地適作」の食材で、和フュージョンを提供

こだわりのレストラン施設は館内に1カ所。地産地消を更に前進させた「適地適作」の考えのもと、「風土に合った食物を、自然に無理なく育ててこそ本来の滋味豊かな旬の食材が栽培でき、最適な食材を最適な場所から調達」。そして「からだに良い美味しい食材」の為、土づくりからこだわる徹底ぶりだ。

そうした適地適作の食材を、和フュージョンを中心としたメニューで展開し、作り手の仕事が見えるオープキッチンから提供される。

店内には他にもワインセラーや、セラールームと呼ばれる食材のディスプレイを2カ所設け、生産者や素材の品質が一目でわかるような工夫も取り入れていく。通常の個室以外にも、「シェフズ・ルーム」という名称で、様々なニーズやダイニング・スタイルに応えるハイエ
ンド接待需要対応のプライベートルームも計画している。

緑を眺めながらの屋外テラス席も、爽やかなガーデンレストランとして、人気のダイニングスポットとなることだろう。

◆SORANO HOTEL

開業予定: 2020 年5月予定/所在地: 東京都立川市緑町3番地1
延床面積: 13,251 m2(4,008 坪)/建物:地上11階、地下1階
設計: 山下設計・大林組設計共同体/施工: (株)大林組

〇インテリアデザイン: (株)キュリオシティ 代表グエナエル・ニコラ(Gwenael Nicolas)
実績: 海外プレスティージブランドの店舗デザインを多く手掛ける。銀座シックス、ドルチ
ェ&ガッバーナ青山/ミラノ/ロンドン店、ジャン・ジョルジュ東京/ドバイ店他

経営: (株)立飛ホスピタリティマネジメント ((株)立飛ホールディングス 100%子会社)
住所: 東京都立川市栄町6丁目1番地/代表: 代表取締役村山正道
COO: 坂本裕之