東京・立川周辺のART＆CULTURE情報
artists
tonoharunapainter/artisthttps://tonoharuna.wixsite.com/artwork
立川市在住。比治山大学短期大学部美術科洋画コース出身。
油絵の抽象画を中心に作家活動を行いながら、様々な分野でクリエイティブな創作活動を行う。
また、自身のアトリエ「創造遊び場はるのとなり」にて、オトナもコドモも参加できる創造遊び場「アトリエ創作じゆうじかん」を定期的に開催している。
多様なジャンルのクリエイターがアトリエを構える作品制作の拠点「石田倉庫」。
その中の一角、tonoharunaさんのアトリエには、様々な素材が所狭しと並んでいる。
毎月、行われている創造遊び場「アトリエ創作じゆうじかん』で使う素材である。
「子供の頃から、絵を描くことや創作遊びをすることが好きで、やりたいことが次々と湧いてきて自分の能力を全て使いたいという思いが強かった」と力強くやわらかに話すtonoharunaさん。
爽やかな風が吹き抜けるなか創造遊び場「アトリエ創作じゆうじかん」を始めた思いをうかがった。
2025.04.26
「自由を解き放て」
「『下手だから描けない』『私なんか』『技術はあるけれど何を描けばいいかわからない』という人たちに出会う中で、自分の中にある閉じ込めてしまった感性を育むことがとても大切なことだと感じ、そこを伸ばしていくことをコンセプトに、この創造遊び場を始めました」と、これまでの経緯を優しく語る。
「自由だからこそ」
「もっと片付けておく予定だったんです」とはにかむtonoharunaさん。
窓の外から聞こえてくる鳥のさえずりと宝探しのような心弾むアトリエ。
創造遊び場が始まると子供達の自由さも作品かのような不思議な空間となる。
毎回、生徒たちは好きな素材を手に取り思い思いに創作をする。
創作中、「生徒さんたちが楽しいと思う感覚を大切に育みたい」とアレコレ言わないように気を付け、「自由を意識することで戸惑う生徒さんもいるが、自分の持つ『好き』を見つけていくことを楽しんでもらえたら」と話す。
「みんな表現しようよ！」
「これからの世界はAIへの移行がますます早くなると感じている。
だからこそ機械では表現しきれない『自分の中の好き、自分の中の自由』その、自分自身の根本にある感性を大切に育み、生徒さんたちに、満たされるものを見つけて欲しい」と穏やかな笑顔で話してくれた。
■石田倉庫tonoharunaonoさんの創造遊び場『アトリエ創作じゆうじかん』
毎月、水曜日・木曜日・金曜日。
お問い合わせ
tonoharuna@gmail.com
HP https://tonoharuna.wixsite.com/harunotonari?fbclid=PAQ0xDSwJ4ApJleHRuA2FlbQIxMQABp_A5iOo8MDwOH-QsgZzwQd0TP7mSchHzGw1yoQDH7opYodg8Y2jqy76XNKFn_aem_L0gdC496peFFrtJCqw5MZw
インスタ https://www.instagram.com/harunotona_ri?igsh=Ymdjazh6bWsyeDQ3
作家活動HP https://tonoharuna.wixsite.com/artwork
（取材ライター: 高橋真理）
