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TACHIKAWA STAGE GARDENは、立川駅北側「GREEN SPRINGS」内にある多摩地区初の民間運営次世代型多機能ホール。客席数は多摩地区最大規模の約2500席で、スタンディング時は最大約3000人の収容が可能だ。「日本一開かれた劇場」を目指しており、エントランスロビーには、ピアノ歴１年以上、小学4年生以上であれば誰でも利用可能なストリートピアノ「STAINWAY&SONGS モデルO-180」を設置している。

今回、「より多くの人に質の高い音楽を身近に楽しんでほしい」という思いから１０月に“ロビーコンサート”を開催することになった。

10月5日のロビーコンサート初回は、音旅演出家Ⓡ・ヴァイオリニストの大迫淳英さんが登場した。大迫さんは、豪華寝台列車クルーズトレイン「ななつ星in九州」の音楽演出をプロデュース。現在は音旅演出家として東急が運行する「THE ROYAL EXPRESS」の演出や、JTBロイヤルロード銀座「感動の響き」アンバサダーとして、これまでに無かった「音楽に寄り添う旅」を創生し、旅と音楽をテーマに活動している。

　5日は、大迫さんと活動しているメンバーのチェリスト堀内美貴子さん、ピアニストの傳かおりさんと共に「アヴェ・マリア」や「タイスの瞑想曲」など多くの人に馴染みのある曲から「ラ・ロンディーネ」、「ＥＮ①ななつ星」といったオリジナル曲を披露。また、今話題のアニメ『鬼滅の刃』の挿入歌「炭治郎の歌」を素敵なアレンジで演奏した。途中、ソーシャルディスタンスを保ちながら、観客席の近くまできて演奏するなど、大迫さんのサービス精神旺盛なパフォーマンスと音色に観客は魅了されていた。

その他に10月は、ホルン演奏者・伊藤舜さん、ヴィオラ演奏者・須田祥子さんが公演を行った。次回は10月26日に、オーボエ演奏者・加瀬孝宏さんが演奏する。

10月以降も不定期ではあるがロビーコンサートを開催予定で、入場は無料。詳しくは、TACHIKAWA STAGE GARDENの公式ホームページでご確認を。