「音とあそびのFestival 風はおどるよロバロバフェスティバル」
立川の新街区「GREEN SPRINGS」で10月30日・31日、イベント「音とあそびのFestival 風はおどるよロバロバフェスティバル」が開催された。
同所では今年、様々なイベントを企画してきたがコロナ禍の中、緊急事態宣言を受けて中止を余儀なくされてきた。宣言解除後、初となる同所での大型イベント当日、秋晴れが広がり多くの家族連れで賑わった。
◆空想楽器を作り、子どもから大人まで皆でパレード
同イベントはGREEN SPRINGSの運営会社である株式会社立飛ストラテジーラボが主催し、立川の印刷会社「福永紙工株式会社」と、同じく立川を拠点として活動する古楽器や空想楽器を用いた合奏団「ロバの音楽座」が企画。会場には創作楽器や様々なクラフト商品、雑貨などを販売するブースが並び、「ロバの音楽座」の他、多種多様な出演者によるパフォーマンスが会場を盛り上げた。
ロバの音楽座と親子で作る空想楽器「ムラドクスマ」のワークショップも行われ、ワークショップ参加者はロバの音楽座と共に「こどもとおとなのへんてこパレード」を行い、会場内を自分で作った「ムラドクスマ」を鳴らしながらリズムに練り歩いた。
◆街区が一体に 各所で“なつかしくて新しい”パフォーマーが盛り上げる
芝生前の広場に設置されたステージや会場の至る所で「なつかしくて新しいパフォーマンス」と題し、「ロバの音楽座」の他、 歌い、奏で、舞い、描き、作りあそびの冒険集団「ロバート・バーロー」や世界のわらべ歌、あそび歌 赤ちゃんから楽しめるコンサート「チリンとドロン」、餅つきとバグパイプの演奏は街に幸せを呼ぶ「幸町バグパイプclub」、ひととひと・まちとひととをつなぐチンドン屋「ちんどん おてんきや」、切り絵芸 音頭歌手 絵本作家と色とりどりの顔を持つ「チャンキー松本」、人形劇の原点を感じる心温まるパペットシアター「人形劇団ひぽぽたあむ」、実力派パントマイマーが江戸芸と現代を結ぶ橋本フサヨと猪股洋子(三味線)による「かっぽれパントマイム」、LPレコード・蓄音機などアコースティックなDJ「アコースティックDJ 」、ベトナミーズギターと歌と鍵盤によるアジア的ポップミュージックユニット「ChomChoms(チョムチョムス)」がパフォーマンスを披露し、街区一体となり盛り上がりを見せた2日間となった。